福井旅の最初の目的地は「若狭おばま食文化館」。
この施設は主に3つのエリア(ミュージアム・体験工房・温浴施設)で構成されています。
入館自体は無料。体験や温浴施設利用のみ有料となります。
一階は古代より「御食国(みけつくに)」として朝廷に食料を納めてきた若狭おばまの食文化を紹介している施設で、時期的にも全国のお雑煮をまとめた展示も興味深かったです。

そして、二階がこちらへ来た第一目的の体験工房である「若狭工房」

こちらでは、若狭の伝統工芸を実際に体験できます。
旅の思い出作りに最適で、私たちが訪れた時も団体さんが体験のためにたくさん来訪されていました。

こちらで体験できるのは以下の体験になります。
• 若狭塗(わかさぬり):
研ぎ出し体験(マイ箸づくり)が特に人気。
• 若狭めのう細工:
勾玉(まがたま)作りやペンダントトップ磨きなど。
• 若狭和紙:
紙漉き体験(ハガキや色紙など)。
• その他:
食品サンプル作り体験などもあります。
施設内は広々としており、気持ちよく体験できる環境が整えられています。

私たちはいろんな体感に目移りしつつも、最終的にめのう細工に決定。

めのう細工体験では、好きなめのうを選んで模様を下書きして、下書きした模様をカッターなどで切り抜いていきます。

そうして出来上がった型抜きされためのうに施設のスタッフさんがサンドブラスト加工を施して完成させてくださいます。
サンドブラスト加工の仕上がりは、白、銀、金色から色付けも選べます。
わたしは羽ばたく鳥をモチーフにした絵柄に金色の色付けをしてもらいました。

カッターで細かな絵柄を切り抜いていくのは結構大変で、集中力が入りますが、その苦労もあって完成したものには愛着が湧きます。
楽しく時間が過ごせて、なおかつ世界で一つのお土産も出来上がるので、とてもオススメです!
若狭工房のお近くへ行かれた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

コメント