ミボットはロボット⁈|mibot05

mibotについて、その5はmibotの展望・野望?

mibotはただのEVではなくて、モビリティ・ロボットとして開発されています。
mibotは『ミニマムなモビリティロボット』の略称。

移動を共にする「相棒」化のために必要な、ロボット化。
それは可愛らしい見た目がペットロボットに見えなくもないから…ということだけではなく、将来的には自動運転により自律走行もできるモビリティとしても考えられているから。
この背景には高齢化や過疎化などによる地方での移動の不自由さの解消という側面も。

ロボット化に不可欠な要素として、mibotはSDV「ソフトウェア・デファインド・ビークル(Software Defined Vehicle)」として開発されています。
特に「認知発達ロボティクス」の研究者も開発に参加しているところもミソかもしれません。

 ↑ 速度計などの制御画面や制御機構が一つのモニタに集約されているのはSDVならでは。

なぜmibotの開発者たちはロボットとして捉えているのか?
それは、mibotの特徴である「1人乗り」「閉鎖空間」という点にあるそうです。

他の誰が乗るわけでもなく、自分だけの乗り物の中で行われる言動・行動などは、それぞれの人の極めてパーソナルな部分を引き出すことができます。

そのパーソナルなデータを学んでいったmibotは、“自分のためだけに”カスタマイズされた最適化が可能。
だからこそ、「自分のmibot」と「誰かのmibot」は、乗れば乗るほど、まったく別のmibotになっていくということみたいです。なるほど。

mibotの「相棒化」はパーソナルデータを上手く活用してこそ真価を発揮します。
つまり、SDVであることで初めて、mibotの相棒化が叶えられるということみたいです。

「相棒化」のためにも、mibotはただのEVにとどまらず、モビリティ・ロボットとして開発が進められているのですね。
これまでにないモビリティの概念がもう間近まで迫っているような気がして、ワクワクが止まりません!

画像の出典:KGモーターズ Webサイトから一部の画像を引用させていただいています。https://mibot.kg-m.jp/

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