お寺での瞑想。多くの人は坐禅を思い浮かべるかもしれません。
神勝寺のパビリオンである「洸庭(こうてい)」では、坐禅とはまた一味違った瞑想を体験することができます。

パビリオンの建築自体も、不思議な雰囲気をまとっています。
ピロティにより地上から持ち上げられた構成。
その独特な形状とも相まって、宙に浮かぶ舟のようにも見えます。

建物の外装は伝統的な杮葺き(こけらぶき)の工法で、約59万枚のサワラの板材を用いてワンマテリアルで仕上げられているそうです。
風雨により経年変化が早い屋根面と、直接の雨がかりが少ないその他の部分とでは、見え方も異なってきています。

自然の風景とも馴染みの良い天然素材と、シンプルながらも特徴的なフォルムによって、懐かしさと先進的な感覚とが同居するような、唯一無二の佇まいを生み出しています。

瞑想自体は何も知らない状態で体験される方が良いのでここでは触れませんが、わたしは後半で「ああなるほど」とこのお寺の成り立ちとの繋がりを思い起こしました。
人それぞれ感じ方が異なるような体験プログラムなので、皆さんも思い思いの感想をもたれることと思います。
体験できる時間は1日の中で10回程度に決められており、一回あたり30分くらいの時間を過ごしますので、余裕をもって計画を立てられることをお勧めします。

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