山頂に到達していよいよフライト。
パラグライダーがしたい!と思い始めておおよそ1年。
長い道のりでした。
パラグライダーはリュックのようなものにしまわれており、飛び立つ前に中身を展開します。
飛び立つときは急斜面を駆け下ります。
ここで迷いが出ると転けたりするので、とにかく浮き上がってしばらくするまで走り続けます。
そうすると急にふわりと体が宙に浮かびます。まさにふわりと。
そこからは風を捉えながら見晴らしの良い大空を旋回し、降下し、時には上昇します。
憧れていたトンビのように。
地上から見ていると穏やかな空中を飛んでいるように見えますが、実際には滑空して進んでいることもあり、見た目よりも風を感じます。感覚としてはバイクなどで走っている時の風のような感じです。
それがまた爽快ですがすがしく心地よい。
最後はゆっくりと旋回しながら着地ポイントへと近づいていきます。
そんなに広い着地ポイントではありませんが、皆さん続々と正確にエリア内に着地していきます。

ほんのわずかな滑空時間でしたが、「来て良かったな」としみじみ思える経験となりました。
今度はタンデムではなく、ぜひ一人で風を捉えて大空で遊んでみたいと思います。

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